●メロン栽培周期概要● (時期、品種により多少異なります) ↑上の帯をクリックして、以下の成長過程概要をご覧ください 交配から18日間の成長Pick Up (太陽の恵みを必要とする、重要な時期で、将来の大きさが決まります) アールス(マスク)メロン(秋期・収穫直近) 優妃メロン (春期・果皮が黄色くなってから収穫) 春メロンご購入ページを観る 春メロンご贈答品を観る 秋メロンご購入ページを観る |
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■1月~3月■ 育苗から本床への移植~交配~受粉成長 |
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苗床に種を蒔き、芽だしを待つ。 芽が出て、本葉が2~3枚出たら 苗ポットに移植する |
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一本づつ、苗ポットに移植し、 本葉の成長を待つ |
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本葉が5~6枚になったら ハウス内本床へ移植する |
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ハウス内のメロン植栽用の本床。 メロン苗を待つばかりです |
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本床に、ポットで栽培したメロン苗を移植。 | |
整然と配置されたメロン苗。 ポットから苗を抜き取り、本床の土に 植えていきます。 |
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本床に移植した状態。 床保温のビニルに保護され、すくすくと 成長することが、苗の宿命です。 この時期に、異常な天候が来ると、苗等 が枯れたり、痛んだりして、成長が遅れ、 被害が出る。 その場合、予備に育てた苗を利用し、 再度植え替えることも。 |
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ハウス内の本床で、日光と気温と肥料を 受けて、ぐいぐいと成長 |
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これがメロンの「葉」です メロン苗が成長し、本葉がぐんぐん 伸びています |
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本床の温度を暖かく保ち、成長を促す 湯たんぽを抱いているメロン苗の様子が 分かりますか? |
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むだ花と呼ばれる雄花(枝の基部から出る) が咲き、ミツバチを誘う むだと言うように受粉にも必要なく (雌花は雌雄同一)無駄な花として取り除く |
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無駄な花の運命にある雄花(手前)が咲き ミツバチを誘い、雌花の開花を待つ |
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メロン苗のツル1本に5~6個の、メロン にするべき芽を残し、それ以上の 雌花は取り除き栄養分の集中を図る 但し、後には2個に減らす |
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取り除かれる運命の無駄花・雄花群と 花基部がやや膨らんでいる雌花 |
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雄花の開花につれて、雌花が開花する ミツバチの巣箱を入れ、雌花の開花を 待ち、ミツバチ交配により受粉を促す 受粉後50日~55日で成熟出荷です |
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ミツバチの巣箱。気温が上がらない日や、 巣箱をハウス内に入れたばかりの時は、 あまり飛び立たない 何匹いるか良く分かりませんが、箱の中にも いますので、5千や1万はいると思われます 農家の方も分かりません。この巣箱はレン タルだそうです。買取りもあるとか ミツバチはいたずらをしなければ、人間様 には攻撃してきません。 顔の周りに飛んでいても、運命共同体の 意識が感じられます |
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メロンの雌花と呼ばれる花は雌雄同体 なので、雌花にミツバチが寄るだけで、 交配が進む。 ミツバチを誘う役目の雄花は、既に、 しぼんでいる物もある |
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雌花の交配が進み、花の基部には やがて食味されるメロンが誕生し、 受粉直後は縦方向への成長 を続ける。 |
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雌花の交配が進み、花の基部には やがて食味されるメロンが誕生し、 受粉直後は縦方向への成長 を続ける。 |
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役目を終えた花はやがて枯れる。 |
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ミツバチの世界・無駄花と雌花の協奏 | |
交配が進み、果実として成長を続ける メロン果。写真は約8cmの大きさに成長 しているメロン果。 メロンの形は、最初は細長く、果肉分の 栄養を蓄えながら、だんだんとまん丸に なっていく。 |
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交配が進み、果実として成長を続ける メロン果。写真は約8cmの大きさに成長 しているメロン果。 メロンの形は、最初は細長く、果肉分の 栄養を蓄えながら、だんだんとまん丸に なっていく。 |
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摘花された、すべてのむだ花と交配前の 雌花(右手前の2本) 1本に5~6個の雌花を残して、摘花し 栄養を残った雌花に集中させて、果実 の肥大を図る。 摘花しない場合は、果実数が多く、粒が 小さいので、商品として出荷できない。 |
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芽揃えのために摘花された、交配前の雌花。 雌花の基部には、交配前のふくらみがある 切除せずに残った雌花のなかで、交配 が出来なかったものは、やがて黄ばんで 自然に枯れる。しかし、ミツバチにより 100%交配は進むので事前に摘花してしまう |
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開花寸前で交配前の雌花 これから花が咲き、ミツバチを呼び寄 せて交配が進み、基部のふくらみが 大きく成長して果実となる |
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■3月~5月■ 受粉成長~肥大~網目形成 |
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受粉後、約14日、果肉が付き、まん丸に 成長やがて、メロン特有の網目の源とな るひび割れが出来てくる この時点で、1本の苗に2個の果実を残 して他は摘果し、残った2個に栄養分を 集中させて肥大化、熟成化を図る 摘果した果実は、捨てるか、お新香とし て利用されている 大変美味しいです |
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メロン摘果作業 ハウス内で摘果し外へ放り出している 摘果したメロン(瓜の状態)は、一部の 漬物業者が引き取って、お新香として 販売、食味しています。 |
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摘果した果実をお新香として食味して いる大変美味しく、季節の味わいです <作り方> 水洗い後、皮を全て剥き、丸いまま塩を ふり容器に入れて押し漬けにする 湧き出た水を捨てながら、丸一日漬け る。取り出して、半分に切り、種の部分を 削り採り除き食べやすい大きさに切って お召し上がり下さい |
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受粉後、約14日、横方向への成長が 進み、まん丸に成長 やがて、メロン特有の網目の源となる ひび割れが出来てくる |
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受粉後、約14日、横方向への成長が 進みまん丸に成長 やがて、メロン特有の網目の源となる ひび割れが出来てくる 2個の果実の成長差で、形の変わる 様子を見てください 細長い形からまん丸になっていきます |
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受粉後、約14日、横方向への成長が進み まん丸に成長 やがて、メロン特有の網目の源となる ひび割れが出来てくるメロン果群。 |
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縦のひび割れが出来ている様子。 やがて、横ヒビ割れが発生する。 このヒビが、摘果時までに、白く網目状 となる。この様子は、見るからに傷だらけ の様相で、とても製品化は困難に思えます ヒビの要因は、果肉の成長が旺盛で、 果皮の成長がそれに追いつかない為に 割れが発生する。そして自然修復の 傷跡が、白く筋状に残り、全面の割れ の結果、網目状になるのです 網目が全体に満遍なくきれいに出れば、 果肉の成長・味わいも良い出来になる 従って、メロン狩り時には、まん丸と網目と 大きさ(成長度)を見て狩ることがコツです。 ヒビの間から果肉が見え、痛々しい 感じを抱く |
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ヒビ割れが縦、横にまんべなく発生し、 果肉の肥大、成長が順調に進んでいる 見えていた果肉は、薄い皮で修復が 進んでいるが、果肉の盛り上がりはまだ 出ていない (横から見た様子) |
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ヒビ割れが縦、横にまんべなく発生し、 果肉の肥大、成長が順調に進んでいる 見えていた果肉は、薄い皮で修復が 進んでいるが、果肉の盛り上がりはまだ 出ていない。 (真上から見た様子) |
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ハウス内の様子 ほとんどの雌花が交配を終え、摘果され ミツバチは役目を終え、他のハウスへ 移動して、活躍している。 1本のツルに2~3個のメロン果を付け、 太陽光と気温と湿気、水分をコントロール され、最適な環境のもとで、すくすくと 順調に成長を続ける。 |
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メロンの大きさの成長が収束するにつれて 新たなヒビ割れが止み、傷口が修復され つづけている。ヒビと修復後の網目の様子 をご覧ください。 この時点で大きさの成長は止まり、果肉の 熟成へと成長を続ける。 果肉は、まだ瓜のように硬い。 |
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ヒビ割れの傷口がふさがり、網目模様が 出来ている。まだ隆起した網目にはなっていない。 果肉の熟成とともに網目が隆起してくる。 |
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ヒビ割れの傷口がほとんどふさがり、 網目模様が出来ている。 ヒビがふさがる寸前の様子をご覧下さい。 |
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ひび割れ前後の様子を比較してご覧下さい | |
群生している様子。 座布団という発泡スチロール製の台を敷いて メロンの底を浮かし、底の変色、成長の遅れ 汚れを防いでいる。 本のツルに2個のメロンを成らせている。 |
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ヒビ割れが完全にふさがり、網目模様の 美しい姿がお目見えしている これぞ、メロン、もうしばらくお待ちください 1ヶ月後に市場に登場予定 これから、果肉が成熟し網目が隆起します |
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ヒビ割れが完全にふさがり、網目模様の 美しい姿がお目見えしている これぞ、メロン、もうしばらくお待ちください 1ヶ月後に市場に登場予定 これから、果肉が成熟し網目が隆起します |
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ヒビ割れが完全にふさがり、網目模様の 美しい姿がお目見えしている これぞ、メロン、もうしばらくお待ちください 1ヶ月後に市場に登場予定 これから、果肉が成熟し網目が隆起します |
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小春日和の温暖な陽気に恵まれて、メロンが 栄養分をどんどん吸収して熟成過程に入っ ている。外観は、出荷時期の製品と見分けが 付かない位、立派に網目が形成されている この画像のメロンは4月20日現在ですが、 あと約20日で出荷デビューです もう少しです。お待ちください |
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メロンのツルから十分栄養を吸収し、熟成を 続けるメロン果。4/26 |
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メロンの生活空間 メロンのツルから十分栄養を吸収し、熟成を 続けるメロン果。4/26 |
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■4月~7月■ 成熟・摘果 |
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メロン果もかなり熟成し、糖度も載り、ツルの 葉が茶色に変色し始めました。 この変色が、糖度が載った印なのです ハウス内全体としは、まだ変色していません ので、まだ切れる状態ではありません 低温被害の為、約10日遅れております |
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ハウス内全体のメロンのツルの葉が茶色に 変色し、メロン果が熟成完了です。 いよいよ摘果、商品として出荷です。 |
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メロン果の切り採りを終え、コンテナに納めて 自宅の作業場へトラックで移送する |
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切り採りをせずに残したメロン果 ミツバチ交配のため交配時期は全部のメロン が同じというわけにはいかず、従って、早く 交配が済んだメロンと遅く交配したメロンでは 成熟時期が厳密にはずれているのです この事実を踏まえて摘果作業を実施すれば 1棟のハウス内のメロンは2回くらいに分けて 収獲する必要があるのです。 この摘果の判断あたりに「こだわり」を感じます |
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完熟の印・割れメロン・・・一番美味しい!! 現地で、採りたてでお召し上がる場合は、 苗木に成った状態で熟した、完熟メロンが なんてったって甘く、美味しいのです。 メロン狩りの楽しみの一つでもあります。 しかし、数は多くはありませんので、見つけ たらラッキーです。農家は、完熟割れの前 に切り採って、出荷します。 割れメロン果は、日持ちがしませんので、 流通経路にはのりません。 |
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メロンの切り取り位置は、左図の矢印の所で 行って出荷していますが、メロン狩りにご来訪 の時は、その部分の上で、T字の形でツルを 切り取って持ち帰ると、メロン狩りならではの 想い出話のツルになることでしょう。 |
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メロン果を切り取った直後には、左図のような 果汁が、ツルの繊維からあふれ出てきます メロン苗からメロン果へ供給されている栄養 液です。 「色」といい「出る様子」といい、まさに生き物 の「命の泉」の感があります |
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商品としての貫禄充分に育ちました。 温暖な気候に恵まれ、豊満なメロンの誕生です |
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メロンの根茎 約1m位の長さで這っています |
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倉庫に収獲された、メロン果群 保護と化粧を兼ねてネットを履かせる |
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